酒悦 創業1675年(延宝3年)上野池之端 福神漬 のり佃煮 鯛みそ らっきょう くきわかめ さばの燻製 ギフトセット 粕漬セット 問合せTEL 03-3458-5372

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 関ヶ原の戦の後、江戸に幕府を置いた徳川政権が安定すると見るや人々は江戸に集まってきました。酒悦創業者の初代「野田清右衛門」もその一人でした。伊勢山田の出身で山田屋と号し本郷元町に店を構えました。時に1675年(延宝3年)、関ヶ原の戦の後75年を経過した頃です。当初は東海より海産物を引き商っていましたが、やがて店を寛永寺の門前町である上野池之端に移し「うに」「このわた」等の珍味類、「のり」「香煎」(※1)も扱うようになり上野近辺にある寺々に出入りしました。 これらの商品は良質のものを更に吟味して納めたので次第に人々に評判になりました。
特に東叡山(※2)輪王寺(※3)の御門跡(※4)白川宮が大変高く評価し「酒悦」と名づけてくれました。

 
 

 やがて時代は明治となりましたが「酒悦」は益々盛況でした。「福神漬」は十五代野田清右衛門によって発明されるのですが、彼は一風変わった人で断髪令が出たにもかかわらず、77歳で没する迄ちょんまげをつけていました。又、一方では山岡鉄舟、五代目菊五郎などと交友のあった文化人でもありました。十五代当主は創意工夫をする発明好きで明治維新前には「のり佃煮」を発明したと言われてます。

 「福神漬」は明治10年頃発明しましたが。野田清右衛門の苦労した処は塩漬しかなかったそれまでの漬物を醤油を使ったものにすることでした。彼は日夜蔵にこもり3回漬けする等工夫をし、みりんを加え満足出来る醤油漬にするまで約10年もかかりました。「福神漬」の原料は7種の野菜、大根、茄子、蕪、うり、しそ、蓮根、刀豆(なたまめ)で上野近郊でとれる良質のものを選び、更に厳しい選別をし合格したものだけを使用しました。醤油も当然の事ながら特別あつらえの3種類を使用しましたので、そのおいしさは庶民の間に大変評判になり親しまれました。

 「福神漬」の名前の由来は原料が7種の野菜であることから七福神に因んで名付けられました。名付けたのは当時の流行作家「梅亭金鵞」で不忍池に七福神の一つである弁天様があることから考えついたものです。又、別説によると「福神漬」は大変美味なので他におかずがいらず知らず知らずの内にお金がたまる縁起の良い漬物だ。福の神も一緒につけてあるのだろうと「福神漬」と呼ばれる様になったとも言われています。

 「福神漬」が全国的に有名になったのは日清・日露の戦いで兵隊さんの携帯食として使われてからです。「福神漬」は十五代「野田清右衛門」が創製以来1世紀余り、激しい時代の変化の中にも連綿として庶民に親しまれている「日本の味の傑作」といえましょう。

 「福神漬」このユニークな発明を高く評価した当時の食品業界の有名な人達が「野田清右衛門」を表彰してくれました。それを記念して建立された「福神漬」発明表彰の碑が、西日暮里の淨光寺に現存しています。

 福神漬がカレーライスに添えられる様になったのは帝国ホテル、又は資生堂パーラーが最初であると言う説も有りますが、事実は明治35年から36年頃日本郵船のヨーロッパ航路の船の食堂が最初だったようです。ヒントはチャツネ(※5)に得たようで一等船室のみに「福神漬」を添え、二・三等はたくあんだったとの事です。「福神漬」がカレーライスに添えられているのは、その甘さがカレーをマイルドにする、醤油が隠し味となる、原料の野菜が歯ごたえとなる等からのようです。

※1 香煎(こうせん)‥‥‥‥当時の上級社会の人々がお茶断ちの日に代わりに飲ん
                   だもので麦粉を焦がしたもの等に白湯を差して飲む。
                   当社の「しそゆかり」も香煎の一種です。
※2 東叡山(とうえいざん)‥‥寛永寺のことで東の比叡山の意味。江戸城の鬼門に
                    当たる上野に建立された。
※3 輪王寺(りんのうじ)‥‥東叡山の本坊
※4 ご門跡(ごもんせき)‥‥一門を総領する出家した皇子、貴族のこと。
※5 チャツネ‥‥‥フルーツ・香辛料等を甘く煮たもので東南アジアでカレー料理に添えて食する。



 

おいしい福神漬炊き込みご飯の作り方(5人前)

材料(5人前) 米‥‥3合
          水‥‥通常通り(白米用の線まで)
          酒悦福神漬‥‥150g位を目安にお好みに応じてご使用ください。

1.酒悦福神漬をざるにあけ、福神漬と液に分けます。
2.釜に米と水、福神漬の液を入れ、スイッチを入れます。
3.ご飯が炊きあがりましたら、福神漬をご飯の上にのせ、ふたをして再び4~5分蒸
  らします。
4.蒸しあがりましたら、熱いうちにむらなく全体に混ぜ合わせて、お召し上がり下さい。